2025年11月1日更新(2025年11月9日ページ移動)
■11月1日(土) こちらは、「そばよし」の対極 ──住宅街の小料理屋が静かに閉店していました──
少し間が空きましたが、ローカルな話題。
「田辺工房」のように新たに生まれてくる──正確には商売替えなので「再生」──お店もあれば、静かに退場していくものもあるので。ま、「そばよし」もその一つですが、(店主が望んでかどうかは別にして)注目を集めているので、別枠。
なお今日は「そばよし」の前を通っていないので、その様子はわかりません。
写真は先日気づいて撮影したもの。いつものように「田辺工房」の前を通って幹線道路を横断し、拙宅のある町内に入った時、あ"っ。
看板が、ない...。写真からお感じいただけると思いますが、当町内は住宅地。道路沿いに飲食店や保険会社、マッサージ店などがありますが、それ以外は個別住宅かアパート。
ちなみに東京電力の立派な社宅(マンション形式)も。幹線道路から1本入った場所にある写真の建物も実は、棟続きのアパート。だから油断していたのです。ところが数年前、建物中央に看板があることに気づきました。
小料理屋「風太」。市街地中心部から離れているし、人通りが多いわけでもありません。当然内部は改装されているはずですが、建物の制約から造りも大人数には対応していないはず。
だから本当にびっくり実際、常連客あるいは地域の方が1人あるいは少数で...というお店だったようです。同じ町内とはいえ、位置的にはほぼ隅から隅の対角線上に位置するので、お店の前を通るのは月に1回程度。
そもそも自宅でのセンセイはほとんど外で飲まないのですが、それでも割と近くに仕事上の知り合いが。だから...と考えていたのですが、機会を逃してしまった...。
看板跡を良く見るとかろうじて、「風太」と読み取ることができます。お店の評判は決して悪くなく、しかもお客さんをそれなりに迎えていたようなので、油断していました。今回の閉店は完全な想定外。
まぁ、出逢いも不意打ちでしたが。加齢に伴ってでしょうか、目立つものや派手なものよりも静かに滅びゆくものの方に親しみを覚えてしまいます。う〜ん、センセイもそう遠くない将来、「店仕舞い」かぁ?
閉店に到った事情については承知しておりませんし、詮索(せんさく)するつもりもありません。
長い間、ご苦労様でした。
■10月31日(金) 「そばよし」閉店まであと3日。ファンから贈られた花がお店の前に飾られています
予定を変更して、閉店が3日後に迫った地元のラーメン店「そばよし」の様子を。
というのは、現在全国的に天気が下り坂。当地を含む新潟県は明日から3日間つまり「そばよし」閉店まで雨の日がが続く見込みなのです。閉店が公表されると、予想通り県内外から多数のお客さんが。
行列が一気に長くなったのですが、報道によると多い日は160名もの方がが並んだそうな。(ただしお客の総数か、ある時点で並んだ最多人数かは不明)この間、いくつかの変化が。当初並んでいたお客さんは「あの懐かしい味に...」という方と、「話題のお店に並んでみました!!」という感じの方がメインで、全体としては割とのんびりしていたのです。
でも最近は、ちょっとギスギスした感じに変わっています。もちろん、いよいよ閉店が迫ったからでしょう、正直なところ、地元民はちょっと近寄りがたい雰囲気。実際、センセイがお店の前の歩道を歩いたのは丸椅子を撮影した時だけ。何度かお伝えしましたが、「そばよし」は地元高齢者の利用も多い。
でもさすがにこの状況では、無理だろうなぁ...。
写真は今日、開店前に撮影したもの。わざわざ訪れたのではなく、ここは晴れた日のお散歩コースなのです。(拡大写真(別ウィンドウ、1280×960)。一部加工)
ご覧のように、お店の前に花が。1週間くらい前から飾られているのですが、これはお客さんから贈られたものとのこと。性格にはお店を訪れて贈られたのか、遠方から送られてきたのかはわかりませんが。
11月3日の閉店に向けて、お花ももっと増えるんだろうなぁ...。問題は、最初に触れたこれからの天気。特に明日と明後日は大荒れが予想されています。三連休を利用して遠方から久しぶりに...とお考えの方もいらっしゃるのでしょうが、雨の中で4時間並ぶのはキツイ。
最終日つまり閉店の日は、天気こそ少し回復する──ただし曇り時々雨との予報──ものの、上空に真冬並みの寒気が。並ぶとしても、別な意味で辛そう。天気の影響はセンセイにも。
この駅前通りルートは晴れた日の経路。雨の日、特に風雨が強い日は、自宅から少し距離があるこの場所を通らないことが多い。したがって「そばよし」閉店の件、続報があるかどうかは不明です。
悪しからず。
■10月30日(木) ポイントは、リアリティ ──好天に恵まれたので、ハクチョウを撮影しました──
今日は木曜日なので、2週間ぶりに前任校で講義が。
ご存じのように、センセイは学園祭に参加するため先週土曜日も訪れています。でもその時は電車だったので長距離運転は久しぶり。他方、「サービス出勤」で配布教材を印刷済なので、気分は楽。
比較的ゆっくりと自宅を発つことができます。いつも通りの時間だと柏崎市内および新新バイパス(新潟市)のそれぞれ一部区間がかなり混雑するため、かなりエネルギーを消耗するのです。念のため、今日も往路は混雑区間を迂回しました。
それもあってか、途中までは順調に走行。ただし大河津分水付近では予報通り、濃霧が発生。フォグランプを点灯させて走行しました。昨晩から今朝にかけて全国的に晴れたため、放射冷却が起きたのです。当地も例外ではなく今朝の最低気温は3.8℃と、今シーズン最低。
新潟市に入るとストップ・アンド・ゴーを繰り返すように。特に渋滞していたというわけではないのですがトラックが多く、流れが悪い。また新新バイパス上には落下物が。流れがおかしかったので、変だなぁと思ったのです。でも連なって走行しているので、その存在に気づいた時には回避不能。
倖い、ネジや釘の類は付いていなかったようで、その後も無事に走行を続けることができました。往路の燃費は20.3km/L。ドア・ツー・ドアですから、相当な好記録です。
間が空いたのでどうなるかなぁ...と、ちょっとだけ心配しながら講義に臨みます。当然、反省点はあるものの概ね順調に終了。受講生もこちらも、割と簡単にリズムを取り戻すことができました。
講義終了後、次の「目的」のために移動開始。寒い国からやってきたハクチョウの撮影です。新潟県の場合、瓢湖には今月7日に第一陣が飛来。15日には当地でも初めて鳴き声を確認。
翌16日に前任校まで往復した時は長岡市内の国道116号線で200羽くらいの集団を目撃しています。瓢湖の関係者も仰っていましたが、いつもなら徐々に飛来するのですが今年は一斉にドカンと「来日」。ただしその日はセンセイの行動予定や天気が非常に厳しく、撮影どころではありませんでした。
でも今日は日本海側の当地では珍しく、雲一つない青空。そこで帰路、西蒲区升形(ますがた)地内で右の写真を撮影。(拡大写真(別ウィンドウ、1280×960))
国道116号線沿いに50羽くらいのハクチョウの集団をいくつか確認できます。でもハクチョウは警戒心が強い──ただし人間に慣れているハクチョウも存在する──ので、道路から200mくらい離れた安全な場所に陣取っています。
撮影が難しいし、交通量の多い道路に車を止めるわけにもいきません。そこで脇道に逸れ、約100m先にいる8羽の集団を車内から撮っています。手前の2羽の成鳥はセンセイが車を止める前からずっと周囲を警戒していたのです。(顔は横向きだが、鳥類にとってはこれが対象を凝視している状態)
引き続き警戒状態ですが、特に危険を感じているというわけでもなさそう。撮影し始めると、成鳥の後ろから2羽の幼鳥が顔を出して歩き始めました。おそらくそれもあって成鳥は周囲を警戒していたのでしょう。後ろの成鳥4羽はというと、お食事に夢中。警戒心なんて微塵も感じられません。
なお、その後の予定もあり、今日は気合いを入れての撮影ではありません。いわばスナップショット代わり。でも今日は「松」望遠レンズ(“EF70-300mm F4-5.6 IS II USM”)の望遠端(35mm換算480mm)での撮影。カメラに詳しくないセンセイですが、良いレンズだと考えています。ただしその分、ピント合わせが難しい。
いわゆる「後ピン」になりやすいのです。その難点を認めつつも、ですが、カメラのキタムラで見かけた望遠レンズ(“EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM”。2枚目の写真)あるいは、あるいは「竹」望遠レンズ(“EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM”)との違いをお感じいただけるでしょうか...。
センセイが拘っているのはリアリティ。マンガやアニメと異なり、現実の世界は綺麗事ばかりではありません。でもそれ故の「美しさ」も。小綺麗に撮ったり、加工する──義理の甥によると、最近は割と良く使われているらしい──のではなく、重い現実を可能な限りそのまま映像に残す。
その点、この「松」だけでなく中古で購入した「梅」望遠レンズもかなり優れていると思うのですが...。こればかりは皆様のご判断を仰ぐしかありません。
脇道に1分ほど停車しただけで、センセイは再び帰路に。帰りは至って順調な走行。センセイは急加速しないので、青信号になってから隣の軽自動車にあっさりと抜かれてしまいましたが、これはよくあること。
おかげで帰路の燃費は、自己ベストの21.3km/L(!!)。ストレスが少なかったのだから血圧も...と願ったのですが、こちらは甘かった。「平均」(「収縮期血圧」の3回移動平均の最低)は130mmHg。しかもデータの変動が大きい上に、いわゆる「下」(「弛緩期血圧」)の「平均」(同)は76mmHgと、センセイとしては非常に高い。
やはり運転に相当気を使ったということなのでしょう。でもやはり、ここは安全と無事故が最優先。
だから、ま、仕方ありません。
■10月29日(水) 普通のお宅なのに、木工用品店? ──ここはアニメに登場する武器製造所かも...
──
今日はほぼ、リンク先のご紹介のようなもの。地元をちゃんと観ていないと深く反省して、です。
2枚の写真は撮影日が異なります。1枚目は今日の午後、市内某所──後述のサイト等では公表済──において、「神」広角レンズで撮影したもの。花崗(かこう)岩(御影(みかげ)石)の立派な門柱のあるお宅です。
ここは、町内こそ異なるものの拙宅の近く。
白状するとセンセイのお散歩コースの一つ。JR越後線柏崎─東柏崎駅間にアンダーパスがある関係で、この付近の経路がほぼ2ヶ所に限られるのです。
道路を横断するために、2日に1回くらいの割合で通っています。だから自分では「観ている」つもりだったのです。でも1ヶ月くらい前、たまたまGoogleマップを開くと、ここに「田辺工房 木工用品店」という商店のアイコンが。
そんなお店、見たことがありません。ご覧のように、ごく普通のお宅。最初は「マップの間違いだろう...」と思ったのですが、どうやらそうではないらしい。決定打は、県内で最大の発行部数を誇る「新潟日報」紙の紹介記事。(全文を読むためには登録が必要)
他から得ていた情報を完全に一致します。先々週は、日テレ系地元テレビ局TENYが夕方のニュースで特集を組んだほど。この他にも『日刊にいがたwebタウン情報』その他で紹介されています。
センセイの下手な文章を読むよりも、リンク先の方が分かりやすい。(スミマセン)
「マップ」の「木工用品店」という表示は正しかったのです。何しろここで製造販売されているのは木工品なので。ただしその商品が極めてユニーク。
とても大きなピザカッターや木の特製を生かしたお皿、そして「木の子」。ご主人はもともと別な仕事に従事していらっしゃったようですが事情があって、1枚目の写真右奥にあると推測される工房で木工製品を製造、販売することに。
ゲーム好きという感性を生かして、他に例を見ない商品を創り出していらっしゃいます。今風の情報発信と販売(インスタグラム/ベースショップ/X/YouTube/TikTok)にも取り組んでいらっしゃいます。そちらをご覧いただくと、彼の世界観を感じていただけるのでは。
最近では柏崎市のふるさと納税返礼品(ふるさとチョイス)に選定。しかもこれがクリエーターを含めて、さらに多くの方に影響を与えるという好循環を呼び、各地で開催されるイベントにも参加していらっしゃるとのこと。
右の写真は先週撮影したもの。(拡大写真(別ウィンドウ、1280×960)。原寸切り出し)1枚目の写真でワンボックスカーが止まっている場所に置かれていたものです。何だろうと思ったのですがどうやら、ゲームの中のダイアログボックスを模したものらしい。これならイベントで...と思ったのですが、どうやら木製。
重すぎて運ぶのは難しいと思います。正直なところ、個人的にはご縁がなさそう。でも、(上から目線で申し訳ないのですが)ご主人の意気込みは高く評価したいし実際、それが現在に繋がっていると思います。こんな方が当地にいらしたんだ...。
何のことはなく、やっぱりセンセイは観ていない、というオチ。トホホ。
■10月28日(火) 3週間前は半袖だったのに... ──実家TVの受信不具合を直して頂きました──
今日の午前中は実家へ。
今月上旬の台所工事に続き、地元が実家の電気工事にお越しになるのです。今回は、前回時間が足りずに残ってしまったテレビの修理。本体の問題ではなく、受信設備の不具合と推測されます。
父親によると、チャンネルによって時々映りが悪くなるだけでなく、画面が消える時があるというのです。テレビ本体の不具合の可能性は残るのですが信号レベルを確認すると、確かに低め。1回だけですが確かにデジタル特有のブロックノイズが発生し、さらには受信不能になる場面を目撃しています。
その時の信号レベルは異常に低く、受信関係の不具合と判断した次第。ところが、思い当たる原因がありません。
話が飛ぶようですが、実家のある地域を北陸自動車道が横断しています(実家の場合、裏山の向こう)。現在とは異なり、アナログテレビ放送の時代です。山陰で電波が届きにくかったことに加えて、高速で走行する自動車の受信障害が懸念されました。
そこで道路公団が資金を提供(のはず)して、共同受信システム(CATV)を設置。丘の上で受信した電波をそのままケーブルで配信するだけの簡易なものです。当地の北陸自動車道は1980年に開通していますが、その前年から共同受信が開始されたと記憶しています。
その後は受信者(受信組合)が維持費用を負担してきました。されど設置後40年以上を経過して設備が老朽化したため、そのままでの維持が困難に。他方、この間にテレビ放送はデジタル化されています。そこで割と最近、実家を含めて各受信者の負担で再び個別受信に切り替えたのです。
工事を担当したのは今回の電器店。その際、室内配線等を除く受信設備をすべて更新したはず...なのに、信号レベルの低下が。ナシテ?
室内配線の一部はセンセイが高性能のものに交換しましたが、大幅な改善には到らず。そこで改めて設備を確認すると、どうも受信アンテナの下に設置されたブースターが怪しい。設置されてからかなり経過しているのです。
そこでの打合せの際に確認すると、個別受信工事の際に交換していないというのです。他のお宅も同様とのこと。なるほど。これで不具合の原因はほぼ確定。個別受信工事で電器店が直接触ったのは、地上波アンテナ設置──もともとBS放送は個別受信──からこのブースター兼混合器まで。そのブースターに不具合が発生しているのです。
推定される原因は、経年劣化。設置されてから40年以上経過しています。設計寿命は10年程度(ただし実際には20〜25年程度機能することが多い)。抵抗や半導体などの部品は劣化が少ないのですがコンデンサ、特に電力供給部の電解コンデンサは別。
乾電池同様、実は寿命がかなり短い。もちろん設計側もそれを承知の上で、です。でもさすがに40年持つとは考えられません。ブースターの型番を調べたのですが正確な製造年はわからなかったものの、おそらく2000年前後と推測されます。
つまり共同受信設備設置後20〜25年くらいのタイミングで、組合が各戸のブースターを更新したらしい。
打合せの際に電器店の若旦那にその旨を話すと、彼も同意。しかも「今のブースターは性能(「利得」(ゲイン:gain)がいいので..」とのこと。
というわけで予想より時間がかかったものの、やっとブースターを交換することに。問題は今日の雨。先週電器店から連絡があり工事日を決めたのですが、その際、天気の懸念もお伝えしました。ただしアンテナなど高所に上るわけではないので、先方の希望通り今日に。
でも実際は想定以上の降りになる場面も。倖い、屋外工事の間は小降りに。
実は今回の工事は割と基本的なもの。内緒ですが、実はセンセイでも可能(こちらおよびこちら)。でもここは依頼主である両親の満足度が重要。
工事終了後に皆でお茶を飲んでいると、両親ともに満足そう。父親は「オラ、何(なん)にも分からね」。母親は自慢話ばかり。ま、いいんですけど。
で、肝心の工事の結果はというと、う〜ん、ちょっと微妙。若旦那の言葉とは違って、入力信号のレベルはブースター交換前とほぼ同じ。つまり入力信号系のどこかに問題が残っていることは確実。
他方、短期的なトラブルはこれで解決したと考えられます。若旦那はというと、どうやら「見なかったこと」にしたいらしい。
(再び)ま、いいんです。良くも悪くも、お互い、オトナ。
ちなみに3週間前の若旦那らは半袖姿。でも今日は雨が降っているということもあってでしょう、ご覧のようにフル装備。前回の気温は約27℃でしたが、今日は約10℃。何回もお伝えしているように、季節は一気に初冬に突入。
秋を置いてけぼりにして、です。
■10月27日(月) 車両基地に、見慣れぬ新幹線?! ──センセイは、いつでもどこでも鉄分補給──
もう1日だけ土曜日の学園祭のお話を。
お伝えしたように、前任校へは電車で往復しました。白新線のこの区間にちゃんと乗車するのは6月以来(一部区間はその後も乗車している)。ただし慣れ親しんだ路線なので、特別な感情が湧いてくるわけではありません。
気を緩めていたその時、あ"っ...。電車は、東新潟駅を発車して加速中。JR貨物新潟貨物ターミナル駅(こちらやこちら)を挟んで、その北にはJR東日本新潟新幹線車両センター。新潟駅からだと、東新潟駅手前で目に入ってくるのが「着発収容線」。
要するに新幹線の車庫。東新潟駅を過ぎると、今度は「仕業・交番検査線」という保守点検のための施設が。太平洋側と違って日本海側の収容線および検査線は屋根で覆われています。だから新幹線は見えないのが普通。
でも土曜日は、検査線の建物の手前に見慣れない新幹線の姿が。もちろん一目で山形新幹線用のE3系だと理解しました。そういえば...。
残念ながら不意打ちだったので撮影がまったく間に合いませんでした。しかもこの日はかなり歩くつもりだったので、重い「梅」望遠レンズを持参していません。
そこで同窓会懇親会への移動途中で撮影したのが右の写真。(拡大写真(別ウィンドウ、1280×960)。原寸切り出し)“PowerShot G9 X Mark II”の望遠端(35mm換算84mm)で撮影しています。f/2.0と明るいレンズなのですが、この時は望遠端なのでf/4.9と暗く、1/200sで撮影してもブレが。
もちろん、電車が高速で走行していることも関係しています。見間違いがなければ、朝は3両だったのです。しかも低速移動中のような...(この点は見間違いの可能性が高い)。帰路の撮影時は、ご覧のようにグリーン車の11号車(左)と12号車のみ。
新潟には一時期、E3系「現美新幹線」が所属。センセイも1回乗車したことが。ただしそれ以外の配属はありません。それなのに、なぜE3系新幹線(L71編成)がここに存在するかというと廃車解体のため。お察しの方も多かったはず。
廃車回送情報(こちらおよびこちら)については接していたのですが、残念ながら往路では失念していました。トホホ。実はE3系、もう1編成(L70編成)が当所で解体中(こちらおよびこちら)のはず。センセイ自身は目撃していませんが。
新潟から長野へ移動する際、新幹線および在来線ともに長野駅手前で、JR「長野総合車両センター」脇を通ります。同施設の機能の一つが車両の解体。特に大宮での解体が終了して以降、首都圏での車両のはここで解体されるように。
解体中あるいは待機中の車両は、本当に悲しそう。もちろん、世代交替のためには必要なこと。
でも最近は何だか、皮膚感覚で我が事と思える時があります。
■10月26日(日) う〜んこれって、サービス出勤? ──学園祭と、初の同窓会懇親会に参加しました──
サブタイトル通りのお話。
昨日と今日、前任校で学園祭(「第35回敬和祭」)が開催されました。退職後はできるだけ参加するようにしているのですが、後述する理由もあって今年も訪れることに。そして最近の講義の時と違って、電車。
ただし昨年とは異なり、お昼頃までに着けば良い。そこでいつも通りに起床して快速列車を2本乗り継ぎ、まず新潟駅へ。そこで白新線に乗り換えます。接続は良く、乗り換え時間を含めても2時間半弱で最寄りの佐々木駅到着。混雑もなく、楽だなぁー。
混雑し、しばしば事故で激しい渋滞が発生する新新バイパスを走らなくても済むし。ただし講義でこの移動パターンを採用すると帰宅が非常に遅くなる──帰路の列車接続が絶望的なまでに悪い──ため、我が家の「門限」に間に合わなくなるのです。だから仕方ない。予想に反して、佐々木駅では15人ほどの若者が下車。
駅前には学バスが待機しており、少なくとも数名が乗車しようとしています。もちろん全員が敬和祭の参加者。センセイはというと、一つ先の西新発田駅で下車。決して他意はなく、今日の日中は天気が持ちそうなので、健康維持のために歩こう──所要時間約30分──と考えたのです。また学園祭の屋台で提供されるものは塩分が多い。
そこで昨年同様、途中でできるだけ低塩分のお昼を頂くことに。
さらに、ちょっと遠回りして大学正門(右の写真)到着。中庭の奥にテント群が見えます。そこまで移動して撮影したのが、2枚目の写真。
いずれも、いかにも大学祭という感じ。受付でプログラムをもらったのですが、何と各プログラムは撮影録画録音禁止とのこと。有料のものや著作権に関係するものについてはわかりますが、ナシテ?
ただし指示に反するつもりはないので、これ以降の写真はなし。軽音楽部の演奏だったり、サークルやゼミの発表だったり。でも今年は、割とアカデミックなプログラムも。まるで去年の要望が一気に実現したかのよう。
会場をざっと一巡してから、センセイは事務室へ。講義配布資料の原版を出力していただいたので、それを使って配布分を印刷しようというのです(これが一つの目的)。出勤後の印刷はどうしてもバタバタするし、機器や紙のトラブルも発生しがち。
う〜ん、でもこれって、「サービス出勤」かも。ま、いいんですけど。
特筆すべきは敬和祭初の「同窓会企画」。日中は大学でシンポジウムが、そして夜は新潟市内で同窓会懇親会──何と、初めての開催!! ──が開かれます。
センセイにとって、これが参加の主目的。実は、こちらは企画そのものが最近で、センセイも1ヶ月くらい前に教えていただいたという状態。OB・OGそして旧教職員に情報が行き届いているとは言い難い。
どうなるかなぁ...と思ったのですが、昼のシンポジウムには多くの方が参加。古い卒業生もいらっしゃり、他のOGの方を含めて近況を教えていただきました。皆様お元気そうで何より。で、センセイはというと、途中で退席。
移動の電車の関係です。大学が手配してくださった学バスを利用してもいいのですが、婚姻会会場入りが直前になります。そこで早めに大学を離れ、お世話になった「ほしの」前などを経由して佐々木駅へ。
センセイは問題なく新潟市へ移動。新潟駅前で「ここでしかできない」調べものをしてから懇親会会場へ早めに移動。でも受付開始時刻になっても...来ない。お客さんは数人待機しているのですが、大学および同窓会の関係者の姿が見えません。
約30分遅れで到着。センセイが懸念した通り、新新バイパス上での交通事故で激しい渋滞が発生したとのこと。少し助けながら開始時刻を迎えました。やれやれと思っていると、今度はお客さんの方の集まりが悪い。
みんな、「新潟時間」──開始時刻になってから家を出る──なのね。もちろん実際にはそこまで酷くないのですが、渋滞その他で到着が遅れたようです...が、個人的には非常に困ったことに。
前述したようにセンセイが今回の企画を知ったのは割と最近。直ちに新潟市内の安ホテルを調べたのですが、すでに満室。つまりその日のうちに帰るしかない。しかも以前とは違って遅い時間の優等列車は存在しません。
年齢と翌日の予定を考えると、どんなに遅くとも18:33の各駅停車に乗車する必要が。
最後の写真はいよいよ同窓会懇親会が始まり、会長(1期生)が挨拶しているところ。彼は優秀な方。受付が到着する前後の20分ほどお話をさせていただくことができました。
今後の活躍が期待される方です。続いて旧職員による乾杯があり、センセイは小さなコップに入ったビールを頂きます(この時点で、自動車運転不可)。これから...という場面ですが、すでにタイムアップ。
センセイは会場を後にして信越線の電車に乗り込み、東三条駅で弥彦線に乗り換えます。この列車は吉田駅を経由して柏崎へ向かう越後線の最終列車。お客さんはどんどん下車して、最終的な乗客はセンセイを含めて6名。
少しは何か口にできるかと思って晩酌のツマミを用意していなかったのですが、完全なハズレ。そこで途中にあるスーパーに立ち寄ったのですが、おぉ、見事なまでに総菜類が売り切れています。かろうじて並んでいたイカの唐揚げ(半額値引)を購入。
入浴後に頂いたのですが、予想外に塩分が多い。そこで衣の部分などは廃棄することに。帰宅直後に血圧を測定したのですが、「平均」(「収縮期血圧」の3回移動平均の最低)は136mmHgと、正常値をクリアできず。個人的にはさほどストレスを感じていないのですが、身体の方はふだんと違う行動パターンに戸惑っているかのよう。
就寝は1時半と遅かった。でも今朝の「平均」は108mmHgと、最近ではかなり低い方。ま、昨晩の飲み始めは遅かったけれどサッポロビール「黒ラベル」に助けられて、それなりに休むことができたということなのでしょうか...。
ちなみに加齢に伴い、深い睡眠がなかなか難しくなります。センセイのように睡眠(特に入眠)とアルコール摂取を関係づけることは、いろいろな意味で決して賢明な行為ではありません。
念のため。